生後二ヶ月の赤ちゃん。揺さぶられっこ症候群
二日、三日前からニュースになっている祖母が二ヶ月の赤ちゃんに外傷を与えずに殺害するという残忍な事件が起こりました。
原因はタイトルにも書かれた「揺さぶられっこ症候群」。
揺さぶられっこ症候群とは、産まれたばかりの赤ちゃんから生後六ヶ月の赤ちゃんに起こると言われています。
この時期の赤ちゃんは頭が重く、頭を支えている首の筋力が弱く、まだ発達出来ていない未熟な脳を支える頭蓋骨に隙間が生まれ、強く揺さぶる事によってその脳が動き血管が切れてしまう場合があるのだ。
そして、眼底出血、クモ膜下出血、脳挫傷などを引き起こしてしまい命にかかわる事態を招いてしまう。
生後半年(早くて4~5ヶ月)を過ぎれば赤ちゃんの首も据わり、体の揺れに対しても反射的に体を守り揺さぶられたとしても少しは防御し揺さぶられ症候群になる可能性はほとんどなくなると言われています。
しかし、首が座ったからといって揺さぶっても良いと言っているわけではありませんが。
まだなにもわからない子供をどうして殺せるのでしょうか。
ましてや孫。
子供を育て上げたことがあるのであればそんなこと出来ないと私は思います。
そりゃ人それぞれだとは思いますが……。
私も子供を3人抱えています。
まだみんな幼少時で手がかかりますがやはり思うのは赤ちゃんで二ヶ月目なんてただ寝て泣いてという一番かわいい時期ではないですか。
そんな子供を揺さぶってなんて出来ません。
はじめての場合は色々が苦痛に感じます。
でも、経験していれば乗り越えられるはずだし、むしろ微笑ましく感じないのでしょうか。
ニュースで見たお婆さんの発言はたくさん疑問に感じるところがありました。
第一孫と言わず人が青ざめ呼吸も荒くなって一大事な状態に対面したら世間体よりも命を優先しませんか?
うちの母もたまに世間体を気にして躊躇したこともあります。
でも、命は一つだけ。
世間体なんて説明すれば改善したりもします。
わかってくれない人なんか無視すればいいんです。
救急車を呼ぶことがどうして悪く感じられるのでしょうか。
そこが私にはわかりませんでした。
例えば、ただ捻挫した。だから病院までとか軽傷で呼ぶなら話は変わりますが、一刻も争うような状態なら孫なら特にです。
だからニュースで言われるように自分の行いを隠したかったのかなと思われたって仕方がないですよね。
本当に赤ちゃんのお母さんが悔やまれます。
自分の母に自分の子供を殺されるなんて本当に心が辛いものでしょう。
自分の母を信用できずにこれから生きていかなければいけないのですから。
もうこのような悲しい事件がもう起こらないでほしいと心から願います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。